12月25日、キリンホールディングス傘下のキリンビールは、2024年1月から同社の全工場と営業拠点において、購入する電力を100%再生可能エネルギーに切り替えると発表した。
同社は、2020年から段階的に再生可能エネルギーの導入を進めており、既に5つの工場では再生可能エネルギーを100%導入している。今回の発表により、残りの4つの工場と全ての営業拠点が新たに再生可能エネルギー電力に切り替わることで、キリンビール全体の再生可能エネルギー使用比率は66%に達する予定である。
なお、キリングループ全体としては、2020年にRE100(再生可能エネルギー100%達成を目指す国際イニシアティブ)に加盟しており、2040年までにグループ全体の使用電力を100%再生可能エネルギー化することを目標としている。今回のアクションも、この取り組みの一環として位置付けられている。