7月19日、サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場は、英国規格協会(BSI:British Standards Institution)によるPAS2060の検証が完了し、カーボンニュートラルな工場としての保証を受けたと発表した。国内の食品工場で初の取得、また長野県では初の事例となる。
2021年に「サントリー天然水」の新たな生産拠点、そしてブランド体験型施設として稼働したサントリー天然水 北アルプス信濃の森工場は、太陽光発電設備やバイオマス燃料を用いたボイラーの導入、再生可能エネルギー由来の電力の調達などを活用した、当グループ国内初のCO2排出量ゼロ工場である。
同社は、気候変動対策については、2050年までにバリューチェーン全体でGHG排出を実質ゼロにすることを「環境ビジョン2050」で、2030年までにGHG排出を50%削減することを「環境目標2030」で掲げている。今後も、内部炭素価格の運用や、設備投資を含む1,000億円規模の関連投資など、グループ一丸となってサステナビリティ経営をさらに推進する。
【参照ページ】サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場が、国内の食品工場で初めて、PAS2060(※1)によるカーボンニュートラルの保証を取得