5月12日、アサヒ飲料株式会社九州支社は、地域の防犯・安全に貢献するために佐賀県・佐賀県警と「佐賀県犯罪の起きにくい安全で安心なまちづくりの推進に関する協定」を19日に締結することを発表した。
日本電気株式会社(NEC)と共同開発したクラウド型カメラ付自動販売機、通称“まちを見守る自販機”を採用し、2019年から首都圏エリアを中心に展開が始まったが、九州エリアでは熊本県に続き佐賀県が2県目である。
“まちを見守る自販機”は通常の自動販売機に小型カメラを搭載し、NECが開発した「映像クラウドサービス」を活用した自動販売機である。付属している通信機器により自動的にNECのクラウドサービスへ映像データが保管される仕組みで、映像データの確認が必要な場合、自動販売機の設置場所へ行く必要はなく、遠隔地で手間なくスピーディーに確認できる。自動販売機の設置にあたっては、上部および正面にカメラ付自動販売機であることが分かる告知ボードを設置する。佐賀県での展開にあたり、万が一の場合にも防犯カメラの画像をスピーディーに確認し素早く対応ができるよう体制を整えていく。
アサヒ飲料は「社会の新たな価値を創造し、我々の『つなげる力』で発展させ、いちばん信頼される企業となる」というビジョン、そして「100年のワクワクと笑顔を。」という社会との約束を掲げている。アサヒ飲料は商品やサービスを通じて、人々が笑顔になる社会をつくることを目指す姿としている。また、「健康」「環境」「地域共創」のマテリアリティに取り組むことが社会への貢献にもつながると考えている。マテリアリティのひとつである「地域共創」においては、「豊かな地域を共に創る」ことを目指している。
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佐賀県・佐賀県警と「佐賀県犯罪の起きにくい安全で安心なまちづくりの推進に関する協定書」を締結“まちを見守る自販機”を佐賀県で展開