ソニーグループ、SBTiによるネット・ゼロ目標の認定を取得

ソニーグループ、ネットゼロ目標の認定を取得

9月15日、ソニーグループ株式会社は、「Science Based Targets initiative (SBTi)」によるネット・ゼロ目標の認定を取得した。

同社は、2010年にグループ全体で地球環境に及ぼす負荷を2025年までにゼロにすることを目指す長期環境計画「Road to Zero」を掲げてから、気候変動、資源、化学物質、生物多様性の4つの視点からの取り組みを行ってきた。このうち、気候変動目標については、今年の5月に、達成年の前倒しを発表した。具体的に、スコープ1から3までを含むバリューチェーン全体でのネット・ゼロ目標を2050年から2040年へ前倒し、また、スコープ1、2の排出は2030年までにネットゼロとするというものだ。

ソニーは中間目標として、2030年までにスコープ1、スコープ2でのカーボンニュートラル達成、同年までに100%再生可能エネルギー転換を掲げた。

【参照ページ】
ソニー、SBTiからネットゼロ目標の認定を取得

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…
  3. 進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    2025-6-6

    進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    サステナビリティ情報開示の高度化が急速に進んでいる。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)…

ピックアップ記事

  1. SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    2025-8-14

    SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    日本企業にとって、2026年から「気候変動対応・開示」は、企業価値を左右する重要な経営課題になるで…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-11

    バークレイズ、サステナブルファイナンスで累計2,200億ドルを達成

    7月29日、英国大手銀行バークレイズは、2025年上半期のサステナビリティ投資家向けプレゼンテーシ…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る