ブリヂストン、EV対応のスタッドレスタイヤ「ブリザック」を発表。脱炭素も実現

タイヤ進化、スタッドレス向上で事故防止 脱炭素へEV向け「エアレス」加速

冬のすべりやすい路面でも安全に運転できるスタッドレスタイヤの進化に加え、電気自動車(EV)の普及にも対応した、空気不要の「エアレスタイヤ」の開発が加速している。

ブリヂストンは、9月1日からスタッドレスタイヤ「ブリザック」を順次発売する。すべり防止としての独自技術「発泡ゴム」などを進化させ、タイヤが路面をとらえて張り付く力を改善。従来製品と比べ、氷上ブレーキ性能を20%、タイヤを摩耗しにくくさせる性能も17%向上させた。

さらにエアレスタイヤは、空気がクッションの役割を担う従来のタイヤと異なり、空気の代わりに樹脂製の柱を配置して車体を支える仕組みだ。廃棄するタイヤも減らせることができ、EV車のさらなる普及による脱炭素の実現も可能となる。

【参照ページ】氷上性能120%到達「曲がる、止まるは、新たな次元へ。」 乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX3」を9月より発売

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-9-5

    パナソニック、EV普及時代に向けたエネルギーマネジメント実証実験を開始

    8月22日、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社(以下「パナソニック」)は、大阪ガスマーケ…
  2. 2024-9-5

    SBTi、建築セクター向けに1.5℃シナリオに整合する脱炭素化フレームワークを発表

    8月28日、SBTi(Science Based Targets initiative)は、建築セ…
  3. 2024-9-2

    企業が持続可能性を推進するためのデータとAIの役割が浮き彫りに

    8月28日、キャップジェミニ・リサーチ・インスティテュートが発表した最新レポート「Data-Pow…
ページ上部へ戻る