厚生労働省は6月30日、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも資するものとして、自然に健康になることができるサステナブルな食環境づくりの推進に向けた産学官当連携の在り方を整理した報告書を公表した。
主な取り組みの内容として、以下のようなことが挙げられている。
・ 厚生労働省は、本年夏頃を目途に、産学官等連携の下、健康的で持続可能な食環境づくりを本格始動するための組織体を立ち上げる。以後、「環境・社会・企業統治(ESG)」評価の向上に資する視点を加味した、専用ウェブサイトを用意する。
・ 参画事業者は、栄養面・環境面に関する具体的な行動目標・評価指標を設定し、本組織体に登録の上、毎年、進捗を評価する。これらの内容は、上記専用ウェブサイトに公表。事業者インセンティブとして、事業者のESG評価の向上、事業機会の拡大等が期待される。