NTT、IoTを活用したサステナブルソリューションの提供を開始

NTT、IoTを活用したサステナブルソリューションの提供を開始

5月2日、NTTグローバルは、企業がグローバルなサステナビリティイニシアティブへの進捗を加速し、二酸化炭素排出量を削減するためのデータ駆動型の意思決定の支援を目的とした「IoT Services for Sustainability」の提供開始を発表した。

NTTの新たなソリューションには、水道、電気、ガスなどあらゆるタイプのメーターからほぼリアルタイムでデータを提供する光学式メーターリーダー「OCRメーターリーディング」や、スマートスペースプロジェクトでIoTによって、リアルタイムに水害から保護する技術「水漏れ管理」などが含まれる。

また、センサーからデータを収集し、事故の可能性を含む事象の発生を予測するモデルを作成する「予知保全」ソリューションや、センサーを使用して空気や水中の汚染物質の存在を特定し、温度や湿度を追跡する「環境モニタリング」も提供する。

NTTによると、本ソリューションは、情報技術・運用技術(IT/OT)の統合とエンドツーエンドのサポートにより、企業が導入後にビジネス全体で技術メリットを実感できるよう支援し、エネルギーコストの削減、排出量の削減、運用パフォーマンスの加速、仕事の効率化などのメリットをもたらすとしている。

【参照ページ】
(原文)NTT Launches IoT Services for Sustainability
(日本語訳)NTT、サステナビリティのためのIoTサービスを開始

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025-7-11

    ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025年7月に公表されたSASBスタンダードの改訂案は、IFRS S2の産業別ガイダンスと連動す…
  2. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  3. 2025-7-10

    EUタクソノミーの簡素化で企業の負担軽減へ―欧州委、報告義務緩和を採択

    7月4日、欧州委員会は、EU共通の分類基準であるEUタクソノミーに関する一連の簡素化措置を採択した…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る