三菱食品、サステナビリティ方針制定。EVトラック2台を試験導入

三菱食品、サステナビリティ方針制定。EVトラック2台を試験導入

1月11日、三菱食品株式会社は、中期経営計画 2023で掲げた同社パーパスに根ざしたサステナビリティ経営を実践するべく、「サステナビリティ方針」の制定を発表した。その中でCO2排出量削減に向けた新たな取り組みとして、環境配慮型電力契約への切り替えを実施するとともに、環境配慮型のEVトラックを試験導入することが明らかになった。

環境配慮型電力契約への切り替え実施 では、22年度から全国9エリアでCO2排出係数ゼロの環境配慮型電力契約に切り替えることで、年間約3万トンのCO2排出量削減につなげるとしている。

環境配慮型のEVトラックの試験導入では、食品流通業界における配送車両の CO2 排出量削減は、持続可能な物流を実現する上で必須の課題であることから、この度当社連結子会社であるキャリテック株式会社に非化石燃料車(EV トラック:走行時の CO2 排出ゼロ)を 2 台試験導入することを発表した。

同社は中経 2023 にて「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」をパーパスに掲げており、その一環として脱炭素社会の構築に貢献すべく、当社が掲げる 2030 年目標の一つ「CO2 排出量削減」の達成に向けた具体的施策として今般の発表に至った。尚、今回の取り組みも踏まえた 2030 年度の新目標について、今春を目途に再設定・リリース予定である。

【参照ページ】
「サステナビリティ方針」の制定とCO2 排出量削減に向けた取り組みについて

関連記事

サスティナビリティ情報開示の潮流へのリンク

ピックアップ記事

  1. 2023-10-4

    【再確認】生物多様性とは?保全から開示へ。事業にとってなぜ重要なのか解説。

    生物多様性は、1992年のリオ宣言の際に生物の多様性に関する条約が採択されたことから、地球の持続可…
  2. アリアンツ、初のネット・ゼロ移行計画を発表 

    2023-10-3

    アリアンツ、初のネット・ゼロ移行計画を発表 

    9月7日、アリアンツは初の包括的なネット・ゼロ移行計画を発表した。本計画は、アリアンツ独自の投資ポ…
  3. 2023-10-3

    UNEP FI、ISSBアジェンダ優先事項に関するIFRS協議に回答

    9月2日、国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)は、ISSBの最初の基準である2022年…

アーカイブ

ページ上部へ戻る