
3月26日、ヨーロッパの銀行であるINGは、自社の温室効果ガス排出削減目標および顧客ポートフォリオにおける削減目標が、SBTi(Science Based Targets initiative)により正式に認証されたと発表した。認証対象には、化石燃料、発電、セメント、鉄鋼、自動車、航空、商業用不動産の7業種が含まれる。
SBTiは、これらの目標が国際的な気候科学およびパリ協定に基づく地球温暖化抑制目標に整合すると判断した。INGの目標は、金融機関向けの「近未来目標設定基準(Financial Institutions Near-term Criteria)」に基づき検証された。
SBTiの金融基準責任者ネイト・エイデンは「INGは、科学的根拠に基づいた目標を認証された初のグローバル重要銀行であり、業界横断的なリーダーシップを示した」と評価した。
INGのサステナビリティ責任者アン=ソフィー・カステルノーは「この承認は、当社の気候目標が強固かつ科学的に支持されている証拠だ」と述べた。
(原文)ING’s climate targets validated by the Science Based Targets initiative (SBTi)
(日本語参考訳)ING の気候目標が科学的根拠に基づく目標イニシアチブ (SBTi) によって検証されました