12月14日、中央銀行・金融当局ネットワークである「気候変動リスク等に係る金融当局ネットワーク(NGFS)」は、自然関連の経済・金融リスクに対する評価シナリオの策定に向けた提言に関するテクニカル文書を公表した。
本文書は、物理的リスクと移行リスクの両方を考慮しており、9月に公開された「自然関連金融リスクに関する概念フレームワーク」のベータ版に基づいている。提言文書では、ハザードの特定、その経済的・金融的影響の評価、影響の緩和に向けた手法とツールに焦点を当て、中央銀行や金融当局に対して自然関連のシナリオを策定するためのオプションのリストも提供されている。