フィリピンのアヤラ財閥、2050年までのネット・ゼロ目標を発表

10月21日、アヤラコーポレーションの社長兼CEOであるフェルナンド・ゾベル・デ・アヤラは、グループのコーポレートガバナンス、リスクマネジメント、およびサステナビリティに関する統合サミットにおいて、2050年までに温室効果ガスの排出を正味ゼロにすることを発表した。

フィリピン最大級のコングロマリットであるアヤラコーポレーションは、地球温暖化を産業革命前と比較して1.5℃に抑えるというパリ協定の目標に事業戦略を合わせ、今回の発表では、スコープ3も視野に入れている。

アヤラはTCFDに署名しており、現在、推奨される11の情報開示の実施に取り組んでいるが、更にグローバルな気候ソリューションを提供しているサウスポール社と提携し、今後1年間かけ具体的なロードマップ作成を予定している。

【参照ページ】
(原文)Ayala commits to achieve net zero by 2050
(日本語訳)フィリピンのアヤラ財閥、2050年までのネット・ゼロ目標を発表

関連記事

⾮財務情報を企業価値として評価する取り組み事例集へのリンク

ピックアップ記事

  1. 2024-3-21

    EYとIBM、新しいサステナビリティ・データ&レポーティング・ソリューションを発表

    3月6日、グローバル・プロフェッショナル・サービス・ファームであるEYとハイテク大手のIBMは、新…
  2. 2024-3-21

    欧州議会、土壇場の反対押し切り自然再生法を採択

    2月27日、欧州議会は、自然の生息地と生態系の回復と保護を目的とした新法を採択したと発表した。新法…
  3. 2024-3-20

    Business for Nature、企業12セクター向け優先行動を発表

    2月22日、ネイチャーポジティブNGOの国際連合体Business for Natureは、世界の…

アーカイブ

ページ上部へ戻る