
4月10日、ESG Bookとボストン コンサルティング グループ(BCG)は、Google Cloudを基盤とするサステナビリティ報告プラットフォーム「LEO」の正式ローンチを発表した。
企業や金融機関は、サステナビリティに関するデューデリジェンスと開示要件への対応を迫られているが、依然としてデータの不備や非効率性が課題となっている。これに対応するため、LEOは標準化されたデータ収集と報告を支援し、規制対応やリスク管理、機会創出を効率化する。
LEOは、ESG BookのプラットフォームとBCGのサステナビリティデータテンプレートを活用し、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)やグローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)などの国際基準に準拠。20万件以上の開示データによるスマートな事前入力機能も備え、報告作業を大幅に軽減する。
ING、ロイズ、ナットウエストなどの金融機関がLEOの導入・試行を開始し、サプライチェーンのレジリエンス強化やリスク管理支援に活用されている。
(原文)ESG Book LEO Launches to Transform Sustainability Reporting for Corporates and Financial Institutions
(日本語参考訳)企業と金融機関のサステナビリティ報告を変革するESGブックLEOが発刊