1月25日、ガバナンス・リスク・コンプライアンス(GRC)SaaSソリューション・プロバイダーのDiligentは、気候の測定・報告・開示をサポートする包括的なソリューションを組織に提供することを目的として、AIを活用した気候リスク管理プラットフォームのManifest Climateとの新たな提携を発表した。
Diligentは昨年、ダッシュボードベースのプラットフォーム「Board Reporting for ESG」と、温室効果ガス排出量のデータ収集・分析・報告を自動化するESGソフトウェア・ソリューション「Diligent ESG」を発表している。両社によると、新しいパートナーシップは、これらのツールをマニフェストのAIを活用した気候評価ソリューションと組み合わせることで、企業がリアルタイムのギャップ分析や同業他社のベンチマーキングを実施し、規制要件に合わせることで、自社の気候データが基準や枠組みに照らしてどのように評価されるかを把握することを可能にする。
DiligentとManifest Climateによると、パートナーシップによって実現される主な機能と機能には、Scope1、2、3の排出量を含む2,000以上の燃料と事業活動に関する監査可能なデータ収集と分析、報告の自動化、経営陣や取締役への報告用にあらかじめ作成された80種類の監査対応レポートやカスタマイズされたダッシュボードへのアクセス、AIを活用して複数の基準や枠組みにわたる気候情報開示と管理の整合性を評価し、同業他社や業界リーダーとのベンチマークを行うこと、情報開示と気候管理のギャップと機会を明らかにすることなどが含まれる。
【参照ページ】
(原文)Diligent & Manifest Climate Announce Partnership to Help Climate Teams Measure Emissions and Manage Risk with AI
(日本語参考訳)DiligentとManifest Climate、AIを活用した気候リスク管理ソリューションの提供で提携