BNPパリバAM、化石燃料を使用しない新しい債券ファンドを設定

BNPパリバAMが化石燃料を使用しない新しい債券ファンドを設定

10月3日、BNPパリバ・アセット・マネジメントは、ESG債券ETFの品揃えを拡充し、新たに「BNP Paribas Easy € Corp Bond SRI Fossil Free Ultrashort Duration UCITS ETF」と「BNP Paribas Easy USD Corp Bond SRI Fossil Free UCITS ETF 」を設定すると発表した。

新ファンドはいずれも、EUの持続可能な金融情報開示規制(SFDR)の第8条に分類される。ファンドはユーロネクスト・パリ、イタリア取引所、ドイツ取引所エクセトラに上場された。

BNP Paribas Easy € Corp Bond SRI Fossil Free Ultrashort Duration UCITS ETFは、ブルームバーグ MSCI ユーロ社債超短期固定・変動金利 SRI インデックスのパフォーマンスを複製する。本インデックスには、約400 銘柄の短期固定・変動金利の投資適格債が含まれ、バリューベース、物議を醸すセクターや化石燃料の除外、「レッドフラッグ」ESG 論議の除外、ESG 評価が最悪の発行体の追加除外の可能性など、MSCI のサステナビリティ基準が適用されている。

BNP Paribas Easy USD Corp Bond SRI Fossil Free UCITS ETF は、ブルームバーグ MSCI US Corporate SRI Sustainable ex Fossil Fuel Bond Index のパフォーマンスを複製するように設計されており、これは約 3,400 銘柄を構成銘柄とし、平均デュレーションが 6.8 年の投資適格債券インデックスである。 本インデックスは、バリュー・ベース、論争の的となるセクターや化石燃料の除外、「レッドフラッグ」ESG論争の除外を含むMSCIのサステナビリティ基準を用いて構築されている。 MSCIのESG格付けはBBB以上である必要がある。

【参照ページ】
(原文)BNP Paribas Asset Management expands fixed income ETF range with two new launches
(日本語参考訳)BNPパリバ・アセット・マネジメントが債券ETFの品揃えを拡充、新たに2銘柄を設定

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-3

    英・豪銀行連合、中小企業のスコープ3把握支援で新会社 50兆ドル市場開拓へ

    6月24日、英ナットウエスト・グループ、豪州ナショナル銀行(NAB)、英スタンダードチャータード傘…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る