3月6日、米商務省産業安全保障局は、輸出管理規則(EAR)を改正し、38社のうち37社をエンティティ・リストに追加した。これらの事業体には、ベラルーシ(1)、ビルマ(3)、中華人民共和国(中国)(28)、パキスタン(4)、ロシア(1)、および台湾(1)が含まれている。本最終規則は、中国におけるエンティティ・リストの既存の10社を修正するものである。
エンティティ・リストは、特定かつ明確な事実に基づき、当該事業体が米国の国家安全保障または外交政策の利益に反する活動に関与している、または関与する重大な危険をもたらすと信じるに足る理由がある事業体を識別する。EAR は、リストアップされた企業が取引の当事者である輸出、再輸出、および移転(国内)に対して、追加のライセンス要件を課し、ほとんどのライセンス例外の利用可能性を制限している。
本最終規則において、米国の国家安全保障及び外交政策の利益に反する活動に従事したとして、AIF Global Logistics、Aispeed Industry、 Arttronix International(香港)、Galaxy Electronics、Jotrin Electronics、Korchina Logistics(香港)などが中国のエンティティ・リストに追加されることとなった。Suzhou Centec CommunicationsとSuzhou Centec Technologyは、中国の軍事近代化を支援しているとして追加された。
【参照ページ】
(原文)Additions and Revisions of Entities to the Entity List
(日本語訳)米商務省、中国33社をエンティティ・リストへ追加