Amgen、環境負荷低減プロジェクトを資金使途とする860億円のグリーンボンドを発行

 

2月22日、Amgenは、再生可能エネルギーなどの分野における環境負荷低減プロジェクトへの資金提供のため、7億5,000万ドル(約864億円)のグリーンボンド発行を発表した。

本計画では、2027年までのカーボンニュートラル達成、水の使用量40%削減、廃棄物の処理量75%削減を目標としている。さらに、自社事業からの二酸化炭素排出量を大幅に削減する革新的技術への投資や、再生可能エネルギーの調達も計画している。

Amgenはグリーンボンドを「Green Financing Framework」に基づいて発行した。本フレームワークでは、グリーンボンド発行による資金調達の投資対象分野、プロジェクトの評価・選定プロセス、報告義務などを規定している。

【参照ページ】
(原文)AMGEN ISSUES INAUGURAL GREEN BOND TO ADVANCE ESG GOALS
(日本語訳)Amgen、環境負荷低減プロジェクトの資金として7億5千万ドルのグリーンボンドを発行

関連記事

⾮財務情報を企業価値として評価する取り組み事例集へのリンク

ピックアップ記事

  1. 2024-3-12

    インベスコ、クライメート・アクション100+から脱退へ

    3月1日、アトランタに本拠地を置くグローバル資産運用会社インベスコが温室効果ガスの排出量削減や気候…
  2. 2024-3-12

    欧州、強制労働による製品を禁止

    3月5日、欧州議会と欧州理事会は、強制労働によって生み出された製品が欧州内で販売、輸出されるのを禁…
  3. CSRD報告開始で高まるESGデータフローの管理は投資家の課題

    2024-3-12

    ブルームバーグ調査:CSRD報告開始で高まるESGデータフローの管理は投資家の課題

    3月5日、ビジネスおよび金融市場情報サービスプロバイダーのブルームバーグが発表した新しい調査による…

アーカイブ

ページ上部へ戻る