New Climate InstituteとCarbon Market Watch、主要企業25社のカーボンニュートラル目標の分析・評価レポートを発表
2月7日、独環境NGOのNewClimate Instituteと、ベルギー環境NGOのCarbon Market Watchは、 様々なセクターや地域で事業を展開する主要企業25社を対象にカーボンニュートラル目標のレベルを分析・評価したレポート「Corporate Climate Responsibility Monitor」を発表した。
新しい分析によると、世界の大企業25社が掲げる気候に関する誓約は、実際には平均で40%の削減しかコミットしておらず、「ネットゼロ」や「カーボンニュートラル」が示す100%の削減をコミットしていないことが明らかになった。
ネット・ゼロのコミットメントについて、「妥当な完全性」と評価を受けたのは1社のみ(マースク)で、3社(アップル・ソニー・ボーダフォン)は「中程度」、10社は「低い」、残りの12社は「非常に低い」という評価を受けている。
【参照ページ】
(原文)Press Release – Corporate Climate Responsibility Monitor 2022
(日本語訳)New Climate InstituteとCarbon Market Watch、主要企業25社のカーボンニュートラル目標の分析・評価レポートを発表