Morgan Stanley、社会的弱者のキャリア形成を促進するための取り組みを開始

Morgan Stanley、社会的弱者のキャリア形成を促進するための取り組みを開始

12月21日、Morgan Stanleyは、包摂研究所において「教育・キャリアにおける公平性コンソーシアム」を立ち上げたことを発表した。これは、多様な民族の学生を中心に、社会的弱者の高校生や大学生がより強いキャリアと経済的成果を得られるように支援することを目的とした新しい取り組みとなっている。

この取り組みは、米国の低・中所得層の高校生および大学生への支援に重点を置くパートナーのコンソーシアムを集めたもので、パートナー団体には A Better Chance, America Needs You, Braven, Hispanic Federation, iMentor および SEO が含まれている。

このコンソーシアムは、学生が地域社会で目にすることのないキャリアパスや機会に触れ、トレーニング、指導、コーチングを通じてスキルやネットワークを広げ、教育やキャリアの旅を通して学生のサポートシステムを構築することを目的としている。また、5年間で2,000万ドル(約23億円)を拠出し、世界中の低・中所得層の学生3万人以上に影響を与えることを目指す。

この取り組みは、Morgan Stanleyが昨年設立した包摂研究所に続くもので、恵まれない地域の経済的成果を高めるための投資、恵まれない地域への慈善活動支援、特に人種的公平性に焦点を当てた支援、そして会社内部の多様性と包括性の取り組みに対する支援と助言を行うことを使命としたものである。

【参照ページ】
(原文)Morgan Stanley Launches Initiative to Advance Equity in Education and Career Outcomes for Underrepresented Groups
(日本語訳)Morgan Stanley、社会的弱者のキャリア形成を促進するための取り組みを開始

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る