【事後レポート】オンライン座談会(2024年7月24日)  

2024-7-30

『ESG推進のベストプラクティス座談会』
~他部署を巻き込んだ開示業務はどうあるべきか?~

 

 

本座談会は、企業のサステナビリティ業務推進に関して、講演と参加者同士の意見交換を通してベストプラクティスを掘り下げることを目的に実施しました。当日は、抽選で当選した13名の皆様にオンラインでお集まりいただきました。プライム上場企業を中心に、未上場も含め、非財務情報開示業務でご活躍されている13名の皆様にオンラインでご参加いただきました。

  • プレゼンテーション:
    冒頭で、運営会社のシェルパ・アンド・カンパニー株式会社CEIO(Chief ESG Innovation Officer)の中久保菜穂が解説役として登壇し、講演を行いました。中久保は、企業のサステナビリティ業務でよくある業務課題の共有、また、中でもよく課題として挙げられる「他部署を巻き込んだ開示業務の推進」に関して、課題の背景と対応事例を紹介しました。
  • グループディスカッション:
    3つのグループに分かれ、「他部署を巻き込んだ開示業務の推進」に関して、抱えている課題は何か、取り組みや工夫している点は何か、ベストプラクティスについてディスカッションしました。最後に、各グループの発表者が、ディスカッションしたポイントやまとめを発表しました。経営層、部門トップへの理解促進、人材育成やツールを通しての社内浸透など、様々な観点で発表が行われました。

座談会終了後、参加者の皆様からのアンケートでは「他社様も同様の悩みを抱いていることが分かりました」「視点を変えて業務を見直してみるきっかけになりました」「非常に役に立ちました」「とても有意義な会でした。もう少しテーマを絞った会もあると嬉しいです」といったご感想をいただきました。

ESG Journal Japanは、今後も読者の皆様のサステナビリティにまつわるお悩みを解決するため、情報発信やイベントを通じてヒントを得る機会を提供してまいります。

2024年9月ごろには、第2回ESG Journal Cafe(対面)を開催予定です。ESG Journal会員の皆様のお悩みを解決する交流や情報提供の場を提供する予定です。

 

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る