自民党有志議員は11日、鉄鋼業界の脱炭素への取り組みを後押しする議員連盟の設立総会を国会内で開いた。議連の名称は「鉄鋼・重工業の脱炭素化における強化策を目指す議員連盟」。細田博之元幹事長が会長、原田義昭元環境相が会長代行を務める。
鉄鋼業の現在の製法は、二酸化炭素(CO2)排出量の国内製造業の4割を占めている。2050(令和32)年の温室効果ガス排出実質ゼロの政府目標の達成のため、CO2排出を抑えた生産方式への転換が求められている状態だ。
【参照ページ】 自民鉄鋼議連が発足 細田氏ら脱炭素へ生産転換支援