農林水産省は8月25日、令和2年度の食料自給率と食料自給力指標を公開した。
カロリーベースの食料自給率については、米の需要が長期的に減少していること、小麦が特に作柄が良かった前年に比べて単収が減少したことにより、前年度より1ポイント低い37%となった。この水準は2018年度や1993年度の自給率と並び、最低タイ。
一方で、生産額ベースの食料自給率については、豚肉、鶏肉、野菜、果実等の国内生産額が増加したこと、魚介類、牛肉、鶏肉、豚肉等の輸入額が減少したこと等により、前年度より1ポイント高い67%となった。
【参照ページ】令和2年度食料自給率・食料自給力指標について