2月1日、三井化学株式会社は、石塚化学産業株式会社が三井化学と日本IBMとの間で開発したブロックチェーン技術を用いた資源循環プラットフォームを活用し、トレーサビリティを付与した再生プラスチック材を販売開始すると発表した。
本再生プラスチック材は、再生原料となる使用済み製品の回収・解体を株式会社ツルオカが行い、再生プラスチック材の製造・販売を石塚化学産業が行う。
今回の実証販売は資源循環プラットフォームを活用することで、再生プラスチック材のトレーサビリティの担保のほか、製造工程、検査工程、物性情報や品質情報等の可視化およびCO2排出量(参考値)の明確化が可能になる。
三井化学は、今後も資源循環型経済の実現に向け、現プラットフォーム参加者および新たな参加者と協働しながら他製品でも実証実験を重ね、実装に向けた活動を進める。