米エネルギー省、太陽光発電導入のシナリオ発表、2035年までに4割供給

米国エネルギー省(DOE)は9月8日、太陽光発電が米国の電力網の脱炭素化において重要な役割を果たすことを示す「Solar Futures Study」を発表した。本シナリオでは2035年までに太陽光発電により国内電力の40%を賄い、電力網の大幅な脱炭素化を促進し、電力料金を上げることなく150万人もの雇用を創出する可能性があることが示唆されている。

今回の調査結果は、クリーンエネルギーを大規模かつ公平に導入することを求めており、気候変動の危機に対処し、再生可能エネルギーへのアクセスを全米で急速に増加させようとするバイデン政権の取り組みを明確に示している。

【参照ページ】
(原文)DOE Releases Solar Futures Study Providing the Blueprint for a Zero-Carbon Grid
(日本語訳)米エネルギー省、太陽光発電導入のシナリオ発表、2035年までに4割供給

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る