ホーム・デポ、2028年までに芝生用機器販売の85%をバッテリー駆動に、年間200万トンの排出量を削減

6月22日、ホーム・デポは、芝刈り機、リーフブロワー、トリマーを含む屋外用電動機器の米国およびカナダでの販売台数の85%以上を、ガスの代わりに充電式バッテリーで駆動させるという新たな目標を発表した。

同社によると、この移行により年間200万トン以上の温室効果ガス(GHG)排出量を削減できるという。ガスで動く芝刈り機は、1時間で平均的な自動車で300マイル走行するのと同程度の公害を発生させ、ガスで動くリーフブロワーは1,100マイル走行するのと同程度の排出量を発生させるという。

本目標を達成するため、ホーム・デポは、リョービ、ミルウォーキー、マキタ、デウォルトなど、充電式ツールの製造に熱心な企業のコードレス屋外電動工具を提供すると述べた。

【参照ページ】
(原文)THE HOME DEPOT SETS GOAL FOR BATTERY POWERED PRODUCTS TO DRIVE OVER 85% OF OUTDOOR LAWN EQUIPMENT SALES BY 2028
(日本語訳)ホーム・デポ、2028年までに芝生用機器販売の85%をバッテリー駆動に、年間200万トンの排出量を削減

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