KBR、回収した炭素を利用したSAF製造技術を販売開始

 

2月20日、科学・技術・エンジニアリングソリューションプロバイダーのKBRは、持続可能な輸送用燃料の開発企業であるスウェーデンバイオ燃料社と提携し、二酸化炭素を含む材料から製造する持続可能な航空燃料技術を立ち上げると発表した。

持続可能な航空燃料(SAF)は、現在世界の温室効果ガス(GHG)排出量の2~3%を占める航空産業の脱炭素化を支援する重要なツールの一つと考えられている。SAFは一般的に、廃油や農業残渣などの持続可能な資源から製造される。

KBRによると、スウェーデン・バイオ燃料社が開発し、国防高等研究計画局(DARPA)と共同で検証した本技術は、エタノールの処理だけでなく、二酸化炭素や合成ガスをSAFに変換することができる。同社は、本技術が差別化されたSAFを提供し、脱炭素化およびエネルギー転換のポートフォリオを航空分野にも拡大すると述べている。

【参照ページ】
(原文)KBR Launches Sustainable Aviation Fuel Technology in Alliance with Swedish Biofuels
(日本語参考訳)KBR、回収した炭素を利用したSAF製造技術を販売開始

関連記事

SmartESGへのリンク

ピックアップ記事

  1. 独CCEP、詰め替えボトリングのインフラに58億円以上を投資

    2023-3-14

    独CCEP、詰め替えボトリングのインフラに58億円超を投資

    2月23日、ドイツのCoca-Cola Europacific Partners (CCEP)&n…
  2. bp、2030年までに全米でEV充電に約1,300億円超の投資計画 HertzのEVレンタル拡大による需要に対応

    2023-3-14

    bp、2030年までに全米でEV充電に約1,300億円超の投資計画

    2月15日、 bpは2030年までに10億ドル(約1,378億円)を米国内のEV充電ポイントに投資…
  3.  

    2023-3-14

    成田国際空港と東京ガス、「株式会社 Green Energy Frontier」を設立・事業開始

    2月20日、成田国際空港(NAA)と東京ガス株式会社(東京ガス)は、成田国際空港にエネルギー供給を…

記事ランキング

  1. 2021/6/4

    ESG Journalとは?
過去の記事
ページ上部へ戻る