Crusoe、メタン除去データセンターの拡張などを目的とし、約640億円を調達

クリーンコンピューティング企業Crusoe、3億5千万ドル(約640億円)を調達

4月21日、クリーンコンピューティングのインフラ企業であるCrusoe Energy Systemsは、3億5000万ドル(約448億円)のシリーズCの株式募集と最大1億5500万ドル(約192億円)の信用枠を含む、5億ドル(約640億円)を超える新規資金調達を完了した。

資金調達は、気候変動技術のVC投資家であるG2 Venture Partners(G2VP)が主導し、技術、エネルギー、気候、暗号に特化した投資家が参加した。

新規資金は、Crusoe社のメタン除去データセンターの拡張と、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)のための排出量削減プラットフォームの立ち上げに使う予定だ。

今回の資金調達により、Digital Flare Mitigationは米国内外で事業を拡大し、大規模なビットコインマイニングとクラウドコンピューティングのインフラを展開可能にする。さらに、二酸化炭素を削減するエネルギー源を利用したHPCクラウドであるCrusoeCloudの立ち上げも加速する。

【参照ページ】
(原文)Crusoe Energy Systems Closes $505 Million in New Capital Led by Climate Technology Investors G2 Venture Partners, Prepares Launch of Crusoe Cloud
(日本語訳)クリーンコンピューティング企業Crusoe、3億5千万ドル(約640億円)を調達

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