12月16日、NGOのWRAPは英国のプラスチック協定加盟企業であるAsdaとUnileverとのパートナーシップ締結を発表した。本パートナーシップでは、買い物習慣を変える方法を理解する世界初の研究プロジェクトが行われている。また、消費者の日常的な買い物で、詰替え販売や再利用可能な容器の利用を活発化させるため、行動変動の阻害要因を包括的に調査する「Plastics Tracker Report」を発表した。
英国のイノベートUKが共同出資する本研究では、買い物客が自宅で計画を立て、店頭で行動し、自宅に帰ってから商品をどのように詰め替え、保管するかを詳細に追跡調査する。
その目的は、詰め替えや再利用の機会や、市民を妨げている障害について、より深く理解することである。スーパーマーケットや企業は、自社の製品に適応し、成長させることができ、顧客をその旅に連れ出すために必要な変化を促進することが可能になる。
本転換は、店頭のプラスチック包装を減らし、プラスチック汚染に取り組むと同時に、市民が持続可能な買い物をできるようにするための重要な要素であり、変化を起こすための契機となることが期待されている。
【参照ページ】
(原文)World-leading research will pave the way for mainstream re-use and refill shopping in UK supermarkets
(日本語訳)世界をリードする研究により、英国のスーパーマーケットにおける再利用・詰め替えショッピングの主流化へ