東電EPと住友不動産が脱炭素事業で共同、第一弾は初期費用ゼロの太陽光サービス

東京電力エナジーパートナー(東電EP)と住友不動産は2021年9月2日、脱炭素に関連した事業を共同で企画・実施する「脱炭素リードプロジェクト協定」を締結したと発表した。

プロジェクトの第一弾として、住友不動産が施工する新築戸建住宅に、初期費用ゼロで太陽光発電と蓄電池を導入できるサービス「すみふ×エネカリ」を提供する。ユーザー側は月々利用料を支払うが、太陽光発電で発電した電力を自家消費し電気料金を抑えたり、余剰電力の売電収益を得ることができる。

なお、東電EPでは太陽光発電で発電した電力のうち、自家消費分についての環境価値をJ-クレジット制度を利用して集約し、脱炭素化を目指す企業などに提供する。

【参照ページ】住友不動産・東京電力エナジーパートナー「脱炭素リードプロジェクト協定」を締結

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