千葉銀行、野村不動産HDの環境対応型融資を策定支援

千葉銀行は7月30日、野村不動産HD(ホールディングス)の融資「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」で複数の金融機関から資金調達できる取り組みを支援したと発表した。

野村不動産HDは「包括型SLLフレームワーク」を制定し、千葉銀を含む地銀広域連携「TSUBASAアライアンス」に参加する9行から計110億円を調達した。

SLLは、金利条件等の貸付条件と、融資先のSDGs・ESG戦略におけるサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)に対する評価を連動させ、その達成状況に応じて、融資先にインセンティブやディスインセンティブが発生することで、持続可能な経済活動および経済成長を促進し、継続的に支援することを目的としている。

【参照ページ】野村不動産ホールディングス株式会社向けサステナビリティ・リンク・ローンの取組みについて

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