6月29日、電源開発株式会社は、28日に開催された定時株主総会における決議事項を報告した。今回の株主総会では機関投資家世界大手3社による気候変動株主提案3事項が反対多数で否決された。
日本では株主提案は、定款変更の形で提案されている。定款変更決議には、3分の2以上の賛成が必要となる。
温暖化ガス排出量削減に係る事業計画の策定及び公表等を行う旨の規定を追加する事案については賛成率25.8%、設備投資と温暖化ガス排出量削減目標との整合性に係る当社評価の開示を行う旨の規定を追加する事案は賛成率18.1%、報酬方針が温暖化ガス排出量削減目標の達成をどのように促進するものであるかの開示を行う旨の規定を追加する事案は賛成率18.9%ですべて否決された。
【参照ページ】
Jパワー臨時報告書
第98回定時株主総会決議結果のお知らせ