リユース市場拡大へ政策加速 環境省がロードマップ提示

3月、環境省はリユース等の促進に関するロードマップを公表した。国内リユース市場は2024年時点で約3兆4,986億円と拡大傾向にある一方、過去1年間の生活者のリユース実施率は40.8%にとどまり、約6割が未実施であることが示された。
政府は循環経済関連ビジネスの市場規模を2030年までに約80兆円へ拡大する方針を掲げており、リユースはその中核と位置付けられる。民間推計ではリユース市場は2030年に約4兆円規模に達すると見込まれる。オンライン取引や製造業による参入など、多様化も進行している。
ロードマップでは、2040年に向け「適正な市場の創出」「裾野の拡大」「リユースの定着」を目標に設定。2030年までに市場規模4.6兆円、自治体連携600件、実施率50%を指標として掲げた。
リユース推進の意義として、廃棄物削減やCO2排出削減、資源有効活用に加え、生活者の可処分所得増加やQOL向上、雇用創出などが挙げられる。また、地域活性化や社会貢献にも寄与するとされる。
一方、課題として不適正事業者による信頼低下や認知不足、自治体の取組不足などが指摘された。これに対し、優良事業者ガイドラインの策定、接触機会拡大のためのモデル事業、キャンペーン強化、公共調達の推進、リユース価値の可視化などの施策を段階的に実施するとしている。
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