カーボン市場の「ICVCM」、新ルール体系に向け意見公募を開始

5月6日、ボランタリーカーボン市場の誠実性評議会(ICVCM)は、「中核炭素原則(CCP)」とCCP評価枠組みの一貫した解釈・適用・発展を支えるため、新たな「CCPルール体系案」に関するパブリックコンサルテーションを開始した。意見募集期間は5月5日から6月7日までである。

今回の提案は、既存のCCPや評価枠組みを現時点で書き換えるものではなく、解釈、技術的適用、実施上の課題に対し、より体系的で透明性が高く、予測可能な対応を可能にすることを目的としている。

ICVCMは、これまでのプログラム評価、方法論評価、継続的改善作業、ステークホルダーとの対話を通じて得た経験に加え、科学的知見、規制、市場慣行の変化に対応する必要性を示した。今回の意見公募では、ルール体系全体の構造、解釈文書、技術通知、明確化文書などの役割、移行措置の設計と実施について意見を募る。

寄せられた意見を踏まえ、ICVCMは最終案と意見概要を理事会に提出する。承認された場合、このルール体系は今後の規制的文書を導く手続き上の枠組みとして採用される。ただし、既存のCCP要件や評価結果に直ちに変更を加えるものではない。具体的な解釈文書や技術通知などの策定は、2026年第4四半期から始まる予定である。

原文:Integrity Council invites all stakeholders to respond to its public consultation on CCP rule architecture
日本語参考訳:インテグリティ・カウンシルは、CCPルールアーキテクチャに関する公開協議への回答をすべての関係者に呼びかけています。


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