7月26日、クリーンエネルギー投資会社Octopus Energy Groupは、世界展開と自然エネルギー戦略を支援するため、総額5億5,000万ドル(約750億円)を調達したことを発表した。
本資金調達には、既存株主からの3億2500万ドル(約450億円)が含まれ、Octopusの英国の技術部門とグローバル事業を支援する。また、カナダ年金基金投資委員会(CPP Investments)からの2億2500万ドル(約300億円)を追加して、電力系統への自然エネルギーの統合を加速・強化する同社の努力を支援する。また、調達した資金は、同社のエネルギー技術プラットフォームであるKrakenのさらなる改良に充てられる。
2016年に立ち上げられたOctopus Energy Groupは、3GWのエネルギープロジェクトを管理している。同社のKrakenプラットフォームは、高度なデータと機械学習機能に基づいており、世界が分散型・脱炭素型のエネルギーシステムに移行する中、エネルギーサプライチェーンの多くを自動化し、効率化を可能にする。Krakenのプラットフォームは、自社の小売、発電、フレキシビリティ事業をサポートし、他のエネルギー事業者にもライセンス供与されている。
【参照ページ】
(原文)Octopus Energy Group completes fundraise with existing investors, totalling US$550m
(日本語訳)OctopusEnergy、グローバル展開に向け 約750億円 を調達