カナダ、強制労働製品の輸入禁止を強化へ 新法案を提出

6月12日、カナダ外務省は、アニータ・アナンド外相が「強制労働により生産された物品の輸入禁止に関する法律案」を提出したと発表した。法案が成立すれば、強制労働により作られた製品がカナダ市場に流入することを防ぐ既存の枠組みが強化される。
カナダ政府は、強制労働を重大な人権侵害であり、公正で開かれた貿易を損なうものと位置付ける。新法案は、国境で強制労働に関連する物品を特定、差し止め、禁止する能力を高めるとともに、カナダで事業を行う企業や貿易に関わる企業に透明性と予見可能性を提供する内容である。
法案には、連邦機関間の情報共有や、強制労働の証拠を評価して対応するための手続きが盛り込まれる。これにより、責任ある事業運営を行うカナダ企業にとって公平な競争環境を支える狙いがある。
カナダは2020年7月、関税法に基づき、全部または一部が強制労働により生産された物品の輸入を禁止した。これはカナダ・米国・メキシコ協定(CUSMA)上の義務を実施するものだった。今回の新措置により、国際的な人権保護とグローバルサプライチェーンからの強制労働排除に向けた取り組みとの整合性をさらに高める。
原文:Canada tables legislation to strengthen prohibition on goods produced with forced labour
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