DHL、新エネルギー物流を強化 2030年に売上30億ユーロへ

6月11日、DHL Groupは、新エネルギー分野での物流能力と事業展開をさらに強化すると発表した。同社は2024年秋に公表した「Strategy 2030」で新エネルギーを成長分野に位置付けており、同分野の物流売上を2025年の約6億ユーロから2030年までに30億ユーロへ拡大する機会があると見込む。

対象分野は、代替燃料、蓄電池システム、電気自動車(EV)とバッテリー、水素、送電網インフラ、太陽光、風力など8領域に及ぶ。DHLはExpress、Global Forwarding、Supply Chainの機能を組み合わせ、部品輸送から保守・修理・オーバーホール(MRO)までを支援する。

風力分野では、DHL Expressの既存ネットワークを活用した新サービス「Time Definite Plus」を開始する。欧州22カ国・地域で提供し、指定時間配送、特殊配送、交換・返送対応、遠隔地配送などに対応する。また、世界1,100カ所超の前方在庫拠点を通じ、世界の風力発電所の88%に4時間以内で予備部品を届けられる体制を持つ。

EV・バッテリー分野では、オランダ・ホルトゥムに欧州バッテリー物流ハブを建設中で、2027年初頭の稼働を予定する。施設面積は1万7,000平方メートルで、高電圧バッテリーや蓄電池システムに対応する。DHLは現在、世界20カ所超でEV関連の専門拠点を展開している。

原文:DHL Group ramps up New Energy Logistics as demand for energy resilience surges


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