キリンHD、APAC初のSBTNターゲットトラッカー公表 自然資本の優先地域を科学的手法で特定

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7月31日、キリンホールディングス株式会社は、Science Based Targets Network(SBTN)のStep1(分析・評価)およびStep2(解釈と優先順位付け)の検証を完了し、アジア太平洋(APAC)地域に本社を置く企業として初めて、SBTNの「ターゲットトラッカー」で自然資本に関する取り組みを公表したと発表した。検証は第三者機関Accountability Acceleratorが実施し、分析が利用可能な最新の科学的知見に基づいて行われていることを確認した。

同社は、SBTN技術ガイダンスVer.1.2に基づき、自社拠点およびサプライチェーン上流を対象に、水資源や土地利用に関する重点課題を評価した。Step1では自然への影響を分析し、水利用、水質汚染、土壌汚染、土地利用などを評価した。Step2では流域や地域ごとの自然環境や生物多様性を複数の指標で評価・スコアリングし、目標設定を行う優先地域を特定した。

分析の結果、紅茶葉の主要生産地であるスリランカや、水ストレスの高いオーストラリア、米国など、これまで重点的に取り組んできた地域の活動が科学的に裏付けられた。同社は今後、SBTN Step3に基づく具体的な目標設定や、Step5に関連する自然の状態の測定への貢献を進める方針である。

また、優先地域では、スリランカでのレインフォレスト・アライアンス認証取得支援や水源地保全、豪州のLion Pty Ltdにおける水リサイクル設備の導入、米国New Belgium Brewingでの節水や森林・湿地保全などの取り組みを進めている。

原文:APAC 初、自然資本取り組みを SBTN のターゲットトラッカーで公表


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