AXA IM、役員報酬を気候変動に関する目標と関連付け

2月16日、グローバルな資産運用会社であるAXA Investment Managers(AXA IM)は、上級役員のインセンティブ報酬に、投資ポートフォリオの二酸化炭素排出量削減に焦点を当てた目標など、ESG目標を含めることを開始すると発表した。

本方針は、当社の上級役員約400名に適用され、主にポートフォリオの脱炭素化に焦点を当てる。AXA IM Coreの社員については2025年までに企業ポートフォリオの炭素強度を25%削減する目標、AXA IM Altsの社員については2025年までに不動産ポートフォリオの50%をカーボンリスク不動産モニター(CRREM)の軌道に沿わせる目標と連動させる予定だ。

今回選ばれた指標は、AXA IM の目標への重要な貢献度に基づいており、当社のポートフォリオの石炭エクスポージャ、炭素強度、不動産の脱炭素化、オペレーションのカーボンフットプリント、気候に焦点を当てた取り組み、自然資本ソリューションへの投資などが含まれる。

【参照ページ】
(原文)AXA IM aligns compensation of senior executives to its ESG ambitions
(日本語参考訳)AXA IM、役員報酬を気候変動に関する目標と関連付け

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…
  3. 進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    2025-6-6

    進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    サステナビリティ情報開示の高度化が急速に進んでいる。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)…

ピックアップ記事

  1. SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    2025-8-14

    SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    日本企業にとって、2026年から「気候変動対応・開示」は、企業価値を左右する重要な経営課題になるで…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-11

    バークレイズ、サステナブルファイナンスで累計2,200億ドルを達成

    7月29日、英国大手銀行バークレイズは、2025年上半期のサステナビリティ投資家向けプレゼンテーシ…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る