アムンディ、世界有数の大型ブレンデッド・ファイナンス基金立ち上げに参画

4月24日、欧州最大級の資産運用会社アムンディは、気候変動対策や環境関連事業への民間資金動員を目的とする「グローバル・グリーン・ボンド・イニシアチブ・ファンド(GGBIファンド)」の立ち上げに参画すると発表した。新基金は、世界でも有数の大規模なブレンデッド・ファイナンス基金の一つとなる見通しだ。
この取り組みは、欧州連合(EU)主導の協調枠組み「グローバル・グリーン・ボンド・イニシアチブ(GGBI)」の一環。EUの対外投資戦略「グローバル・ゲートウェイ」の旗艦施策として位置付けられており、特に新興国や開発途上国を中心としたEUパートナー国における気候・環境プロジェクトへの投資拡大を狙う。
アムンディは同基金の資産運用会社を務める。基金は官民連携型の投資ビークルとして設計され、最大30億ユーロの規模を目標とする。国際開発金融機関(MDB)や開発金融機関(DFI)から約10億ユーロの出資を受け、それを呼び水として民間投資家から最大20億ユーロの資金を呼び込む計画だ。
基金は主に、グリーンボンドの新規発行市場におけるアンカー投資家として機能することを想定している。これにより、気候変動対策や環境保全に資する事業への追加的な民間資金流入を促す。さらに、欧州委員会によるEFSD+保証も付与され、信用補完を通じて投資家の参加を後押しする。
GGBIのコンソーシアムには、欧州投資銀行(EIB)、スペイン政府、イタリアのカッサ・デイ・デポジティ・エ・プレスティティ、欧州復興開発銀行(EBRD)、オランダ開発金融機関FMO、ドイツ復興金融公庫(KfW)、フランス開発庁系のプロパルコ、ルクセンブルク大公国政府など、多国間・二国間の開発金融機関が出資者として参加している。さらに、年内に必要書類の手続きが完了すれば、緑の気候基金(GCF)からの追加資金も見込まれている。
基金のガバナンス体制は、欧州委員会と開発金融機関によって定められている。
原文:Amundi contributes to the launch of one of the largest global blended finance funds
日本語参考訳:アムンディは、世界最大級のブレンドファイナンスファンドの立ち上げに貢献する。
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