Iberdrola、2030年までに発電所でのカーボンニュートラル達成を約束
11月14日、世界的なエネルギー・電力供給会社であるIberdrolaは、2030年までに発電所におけるカーボンニュートラル達成、2040年までにバリューチェーン全体でネット・ゼロを目指すなど、一連の新しい気候変動目標を発表した。
本目標は、COP27気候変動会議で発表された同社の新しい気候行動計画の一部をなすものである。
今回の新たなコミットメントは、Iberdrolaが発表した、再生可能エネルギーへの170億ユーロ(約2兆4,648億円)を含む2023年から2025年の間の470億ユーロ(約6兆8,145億円)の投資計画と、電力ネットワークへの270億ユーロ(約4兆円)の投資、2025年末までに再生可能エネルギー容量を5万2000MWに増強する目標に続くものである。今年初めには、今後10年間で1500億ユーロ(約21兆円)を投資し、再生可能エネルギー容量を3倍、ネットワーク資産を2倍にすることを目指すと発表している。
気候変動対策に加えて、Iberdrolaは生物多様性計画も発表し、施設のライフサイクルを通じて企業活動が自然に与える影響に取り組み、2030年までに種や生態系にプラスの影響を与えることを目標に掲げた。
【参照ページ】
We present the most ambitious Climate Action Plan for COP27