9月20日、IKEAは世界的に有名な企業4社(Unilever、JSW Steel、Maersk、DPD)とともに、国際非営利団体The Climate Groupが発表した、車両の電化に向けた新しい輸送リーダーシップの取り組み、EV100+にコミットすることを発表した。
5社は、OECD諸国、中国、インドにおいて、2040年までに7.5トン超の中型・大型車(MHDV)をゼロエミッション車に移行させることを約束した。
EV100+は、2017年に開始され、現在5周年を迎えるクライメート・グループのグローバルEV100イニシアチブの成功の上に成り立っている。電気輸送を新しい常識にすることを約束する企業が集まっている。EV100は、世界中の120以上の企業を集め、合計で550万台以上の車両を保有している。
道路交通の電化は、運輸業界の脱炭素化のための重要なソリューションの一つである。大型道路交通の電化はまだ初期段階だが、再生可能エネルギーの利用可能性が高まっていることもあり、多くの国で電化が加速している。
IKEAの目標は、2030年までに気候変動に対応できるようになることである。年間200万個以上の貨物を扱う大手輸送業者として、IKEAには排出量を削減する責任があると同時に、輸送業界の脱炭素化の道を示し、加速させるチャンスでもある。
【参照ページ】
(原文)IKEA commits to zero-emission on heavy-duty vehicles
(日本語訳)IKEA、大型車のゼロ・エミッションを約束