Climate Action 100+、気候変動対策をめぐり、建築資材大手CRH監査役の解任を求めるエンゲージメントを実施
4月11日、気候変動に焦点を当てた投資家イニシアティブ『Climate Action 100+』は、世界最大級の建材会社であるCRHの 気候リスクおよび移行計画の可視性が不十分であるとして、 同社の監査委員長および監査役を解任するキャンペーンを株主決議リストに追加した。
『Climate Action 100+』 のメンバーであるグローバル投資マネージャーSarasin & Partnersは、今月末のCRHの年次総会に先立ち、同社の財務諸表の承認、監査委員長の再任、デロイトの監査役の継続に反対する3つの監査決議への投票をあらかじめ宣言している。
『Climate Action 100+』 は、65兆ドル以上の資産を持つ615以上の投資家が参加するイニシアチブである。 世界最大の温室効果ガス排出企業を対象に、 世界の平均気温上昇を1.5℃に抑えるために、事業戦略とネット・ゼロの整合を促進する。
【参照ページ】
(原文)CLIMATE ACTION 100+ FLAGS FIRST-EVER NET ZERO ACCOUNTING-RELATED RESOLUTIONS AT FTSE 100, CRH, AHEAD OF AGM
(日本語訳)気候変動対策をめぐり、建築資材大手CRH監査役の解任を求める投資家キャンペーン実施