Schroders、持続可能な株式・債券・デジタルインフラストラクチャーの新ファンドを発表

 

2月21日、Schrodersは複数の新しいサステナブル投資ファンドの立ち上げを発表した。Digital infrastructure fund、Sustainable bond fund、そしてUK Unit Trust for its European Sustainable Equity fundを新たに提供する。

Digital infrastructure fundは、Schrodersのテーマ別戦略「グローバル・トランスフォーメーション・レンジ」に新たに加わったファンドである。本ファンドのマネージャーは、デジタルインフラ企業に焦点を当てたアクティブ投資アプローチを適用する予定だ。

Sustainable bond fundは、世界の債券市場の全領域における持続可能な投資によるリターンの提供を目的とする。本ファンドは同社のテーマ別債券投資プロセスを活用し、先進国および新興国のソブリン債と社債の両方に投資する。

UK Unit Trust for its European Sustainable Equity fundは、ESG要因によって引き起こされる長期的なアウトパフォーマンスを目的とする。本ファンドは、投資リサーチをSchroders ESG投資フレームワークのCONTEXTとSustainExと組み合わせている。CONTEXTは、タバコ・武器・化石燃料・アルコール・ギャンブルから収益の10%を得ている企業をスクリーニングしながら、セクターをリードする持続可能性プロファイルを持つ企業、および「改善中」と分類される企業を特定することを目的とする。また、SustainEx はSchrodersの投資家が、企業が社会に与えるあらゆる影響に財務的価値を見出すことを可能にする。

【参照ページ】
(原文)Schroders launches Sustainable Bond Fund for global corporates and sovereigns
(日本語訳)Schroders、持続可能な株式・債券・デジタルインフラストラクチャーの新ファンドを発表

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2025-6-11

    TNFD開示を支援する 主要ツール比較と選定ポイント

    2024年にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-…
  3. 進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    2025-6-6

    進化するサステナビリティ開示 ― 傾向から考える“自社の対応状況”

    サステナビリティ情報開示の高度化が急速に進んでいる。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)…

ピックアップ記事

  1. SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    2025-8-14

    SSBJ(気候関連開示基準)とGX-ETSの共通点とは?~比較解説と実務効率化~

    日本企業にとって、2026年から「気候変動対応・開示」は、企業価値を左右する重要な経営課題になるで…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-11

    バークレイズ、サステナブルファイナンスで累計2,200億ドルを達成

    7月29日、英国大手銀行バークレイズは、2025年上半期のサステナビリティ投資家向けプレゼンテーシ…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る