アマゾン、独最大のPPA締結 洋上風力「Gennaker」から600MWを長期調達

6月19日、アマゾンとスカイボーン・リニューアブルズは、ドイツ・バルト海で開発中の洋上風力発電所「Gennaker」から供給される再生可能電力について、出力600MWの電力購入契約(PPA)を締結したと発表した。単一案件としてはドイツ史上最大のPPAであり、欧州でも最大級の契約となる。

今回の契約により、アマゾンはGennakerの発電容量の約61%に相当する電力を長期購入する。これによりスカイボーンは建設に向けた資金調達の確実性を確保し、プロジェクトを前進させる。

Gennakerはドイツ北東部メクレンブルク=フォアポンメルン州沖約15キロメートルのバルト海に建設される計画で、総設備容量は最大976.5MWとなる。同州最大規模の洋上風力発電所となる見込みで、15MW級風力タービン63基を設置する。稼働後は年間でドイツの100万世帯超に相当する電力を供給できるとされる。

スカイボーンは2025年12月に建設許可を取得しており、2026年夏の最終投資決定後に建設を開始する予定だ。運転開始は2028年末頃を見込む。同プロジェクトは、2030年までに洋上風力設備容量30GWを目指すドイツ政府の目標達成にも貢献する。

同プロジェクトは、メクレンブルク=フォアポンメルン州経済への30億ユーロ規模の大型投資となる。基礎構造物であるモノパイルは、ロストックに拠点を置くドイツ企業EEW Special Pipe Constructionsが製造し、地域サプライチェーンの強化と雇用維持につながるとしている。

アマゾンのドイツ国内における再生可能エネルギー事業は今回を含め12件、総設備容量は1.3GW超となった。すべて稼働した場合、ドイツ国内の約180万世帯分に相当する電力を供給できる見込みである。

原文:Amazon and Skyborn Renewables sign Germany’s largest Power Purchase Agreement for the Gennaker offshore wind farm

日本語参考訳:アマゾンとスカイボーン・リニューアブルズが、ジェネカー洋上風力発電所向けにドイツ最大規模の電力購入契約を締結


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