米国サステナブルファンド、14四半期ぶり純流入 電力インフラ型ETFに資金集中

7月30日、モーニングスターは、2026年第2四半期の米国サステナブルファンドへの資金流入額が約30億米ドル(約4,500億円)となり、2022年初頭以来、14四半期ぶりに純流入へ転じたと発表した。
市場価格の上昇と資金流入により、6月末時点の運用資産残高は前四半期末の3,510億米ドルから13%増加し、過去最高の3,980億米ドル(約59兆7,000億円)に達した。一方、米国の従来型長期ファンドには3,560億米ドルが流入しており、サステナブルファンドの有機的成長率は0.8%と、市場全体の1.0%を下回った。
資金流入はパッシブ運用に集中した。パッシブ型は65億米ドルの純流入となった一方、アクティブ型からは36億米ドルが流出し、13四半期連続の純流出となった。
個別では、送電網関連企業に投資する「First Trust Nasdaq Clean Edge Smart Grid Infrastructure Index ETF」に31億米ドルが流入した。同ETFは、AIやデータセンターによる電力需要の増加、再生可能エネルギーの変動に対応する電力インフラ関連企業を投資対象としている。
世界全体では、第2四半期のサステナブルファンドへの純流入額は推計37億米ドル、運用資産残高は過去最高の推計3兆7,000億米ドルとなった。欧州と米国が純流入を記録した一方、カナダ、日本、豪州・ニュージーランド、中国を除くアジアでは純流出が続いた。
原文: US Sustainable Funds Returned to Positive Flows in Q2 2026
日本語参考訳: 米国のサステナブルファンドは2026年第2四半期に資金流入がプラスに転じた。
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