Ceres、北米主要投資家50社の気候行動評価を公表 74%が気候リスク評価、気候ソリューション投資も74%

9月、米国の非営利団体Ceresは、北米の大手機関投資家50社を対象とした報告書「Forging Ahead: A 2026 Assessment of Investor Climate Action Across North America」を公表した。報告書は、2025年の公開情報を基に、投資、企業エンゲージメント、政策提言、開示、ガバナンスの5分野で投資家の気候行動を評価した。
評価結果によると、対象投資家の74%がポートフォリオに対する気候変動リスクを評価し、74%が気候ソリューションへの資本配分を実施していた。また、74%が気候戦略に関する正式な監督責任を設定し、72%が投資先企業との気候関連エンゲージメントを行っていた。さらに、48%は気候政策に関して政府と対話するための戦略を有していた。
報告書は、投資家の気候行動が停止しているのではなく、投資判断やリスク管理の中核に組み込まれつつあると指摘した。主な動向として、気候関連リスク管理の強化、気候ソリューションへの投資拡大、実体経済の排出削減を目的としたエンゲージメント戦略の高度化、自然資本や水資源リスクへの対応拡大の4点を挙げている。
また、52%の投資家が自然資本または水関連のリスク・機会を投資やスチュワードシップ活動で考慮していた。気候ソリューション投資を行う投資家のうち、24%が自然関連分野、27%が水関連分野への投資を開示していた。
原文:Forging Ahead: A 2026 Assessment of Investor Climate Action Across North America
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