アニュー・クライメート、JPモルガン・チェースに森林由来クレジット供給 動的ベースライン採用

4月9日、米アニュー・クライメートは、JPモルガン・チェースに対し、オーロラ・サステナブル・ランズが保有・管理する「リトル・ベア森林プロジェクト」由来のカーボンクレジットを8万5,000トン超発行したと発表した。対象地は米ウェストバージニア州とバージニア州にまたがる約3万8,536エーカーの森林で、先進的な炭素算定手法である「動的ベースライン」を採用した点が特徴だ。

同プロジェクトは、アメリカン・カーボン・レジストリー(ACR)の森林管理手法に基づき開発された。動的ベースラインは、固定的な前提ではなく、実際の森林経営や市場環境の変化を反映して炭素吸収量を評価する手法で、クレジットの透明性や信頼性を高めるものとして注目されている。アニュー・クライメートは独自の技術基盤「エポック」を活用し、高解像度のリモートセンシングや衛星データ、機械学習、地上観測を組み合わせて算定を支援する。

ボランタリーカーボン市場では近年、追加性や耐久性、透明性を重視する傾向が強まっている。JPモルガン・チェースは今回の調達について、高い品質基準を満たすクレジットを自社のカーボン除去ポートフォリオに組み入れる一環と位置付ける。

原文:Anew Climate and Aurora Sustainable Lands Issue Dynamic Baseline Credits to JPMorganChase 
日本語参考訳:Anew ClimateとAurora Sustainable LandsがJPMorganChaseにダイナミックベースラインクレジットを発行 


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