SDGインパクトジャパン、AgFunder SIJ インパクトファンド設立。アグリ・フードテックに投資

 

3月18日、株式会社SDGインパクトジャパン(SIJ) と、シンガポールのベンチャーキャピタルAgFunder Asia Pte Ltd.は共同にてアグリテック及びフードテックに投資するインパクトファンド「AgFunder SIJ Impact Fund」のファーストクローズを発表した。ファイナルクローズは2022年12月の予定で、最終的なファンド規模は30~50億円を見込んでいる。

今回のファーストクローズでは、明治ホールディングス株式会社とアサヒグループホールディングス株式会社より総額10億円の出資を受け入れることを明らかにした。

本ファンドではAgFunderニュースや年次統計、報告書の発行を通じてアグリフード業界においてグローバルのリーダー的地位にあるAgFunderがSIJの協力を受けて、特に日本との関連性が高く、成長性も高い技術を持つスタートアップに優先的に投資する。また、SIJの参画により、日本の農業食品分野のスタートアップ企業と海外の投資家とのマッチアップ、海外スタートアップ企業の日本における事業展開等の支援も行っていく。

本ファンドは、CO2排出やフードロスの削減、土壌や作物のモニタリングの改善、バイオ、デジタルを通じた効率化など、持続可能な食糧システムを実現する可能性を持つ優れたスタートアップに投資する。

【参照ページ】
AgFunder SIJ Impact Fund設立のお知らせ

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. コーポレートガバナンスの重要性と課題:国内での透明な開示対応

    2024-10-16

    コーポレートガバナンスの重要性と課題:国内での透明な開示対応

    コーポレートガバナンスとは、企業が持続可能な成長を遂げるための管理体制や仕組みを指す。透明で公正な…
  2. お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    2024-10-15

    お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    ESG Journalでは、実務に役立つ資料やツールを無料で公開しています。今回は、大好評の「開示…
  3. 環境省

    2024-10-15

    環境省、「プラスチック資源循環におけるマスバランス方式の基本的考え方」を発表

    9月26日、環境省は「プラスチック資源循環におけるマスバランス方式の活用に関する基本的な考え方」を…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る