EUのSFDR改正案、透明性とグリーンウォッシング対策を強化へ

4月28日、欧州議会の経済金融委員会は、金融サービス分野のサステナビリティ関連開示規則(SFDR)改正案に関する報告書草案を公表した。対象は、SFDR、個人向けパッケージ型投資商品・保険ベース投資商品の重要情報書類規則(PRIIPs)、および関連委任規則の見直しである。
草案は、サステナビリティ関連金融商品の分類をより明確にし、投資家が環境・社会・ガバナンス(ESG)の要素を比較しやすくすることを目的としている。報告者は、欧州委員会案が「移行」「ESGベーシック」「サステナブル」の分類を設ける点を評価しつつ、透明性、有効性、負担軽減の面で改善余地があると指摘した。
主な修正案では、SFDR上の分類に該当しない金融商品について、サステナブル金融商品を定義しグリーンウォッシングを防ぐEU基準を満たしていない旨の表示を求める。また、分類済み商品の比較可能性を高めるため、主要な悪影響指標(PAI)の一部を義務的に開示することも提案された。
さらに、タクソノミー適合投資の基準を15%から20%へ引き上げる案や、規則の適用開始を発効後18カ月から24カ月へ延長する案も盛り込まれた。
原文:DRAFT REPORT
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