8月2日、アクセンチュアはスペイン・ビルバオに本社を置くBOSLANを買収したと発表した。BOSLANは、大規模インフラプロジェクトの管理サービスを提供しており、主に再生可能エネルギー、スマートグリッド、電気自動車充電インフラ、データセンターなどの設計・施工管理を行っている。
BOSLANはスペインとブラジルを中心に1,000人以上のエンジニアとプロジェクトマネージャーを擁し、今回の買収により、アクセンチュアはAIやデジタル技術を活用した資産ライフサイクル管理を通じて、ネットゼロインフラプロジェクトの効率化とカーボンニュートラル化の促進を図ることが可能になる。
BOSLANの買収は、アクセンチュアがヨーロッパにおいて初めて実施する大型プロジェクトであり、昨年北米でAnser AdvisoryやComtech Groupを買収した動きに続くものだ。2023年にはヨーロッパでのクリーンエネルギー投資が約3410億ドルに達しており、今回の買収はこの分野でのサービス強化を目的としている。
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(原文)Accenture Acquires BOSLAN to Help Clients Optimize Investments in Net-Zero Infrastructure