Goldman Sachs 、再エネ電力企業に4億4千万ドルの戦略的投資を発表

8月1日、再生可能エネルギー企業BrightNightは、Goldman Sachs Alternativesから4億4千万ドルの戦略的投資を受けることを発表した。この投資により、BrightNightの5年間のビジネス計画が完全に資金提供され、31GWの再生可能エネルギープロジェクトポートフォリオの実行が加速される見込みである。BrightNightのAIソフトウェアプラットフォーム「PowerAlpha®」がこれを支える。

BrightNightのCEO、マーティン・ハーマン氏は、「強力なエネルギー転換の追い風を背景に、当社は短期間で差別化されたポートフォリオを構築してきた。今回のパートナーシップにより、当社の成長がさらに加速される」と述べた。

Goldman Sachs Alternativesのインフラ担当マネージングディレクター、セドリック・ルーカス氏は、「BrightNightのプラットフォームと差別化されたプロジェクトポートフォリオに強い信頼を持っている。長期的な資本支援とGoldman Sachsのリソースを活用し、BrightNightの成長を加速させる」と述べた。

この取引は2024年9月に完了予定であり、BofA SecuritiesとPJT PartnersがBrightNightの財務顧問を務め、Jefferies LLCがGoldman Sachsの唯一の財務顧問を務めた。

【参照ページ】
(原文)Goldman Sachs Alternatives Makes $440 Million Strategic Investment in BrightNight to Fund Continued Growth
(日本語参考訳)ゴールドマン・サックス・オルタナティブズ、ブライトナイトの継続的な成長資金として4億4000万ドルの戦略的投資を実施

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